雨読〜雨の日には本でも読もうか〜

雨読…っていうか、別に晴れた日にもやってる読書の備忘録的なブログです。

小林正観さんの本 ありがとうの奇跡 3回読み、いやもっと読みましたよ。

いつもサプリを買わせて頂いている地元の「まるかん」のお店からのメールに、時々、斎藤一人さんおすすめの本が、2回読みとか3回読み、という形で紹介されることがあります。

つい最近届いたメールには、小林正観さんの「ありがとうの奇跡」3回読みに挑戦しましょう!と書いてありました。

この2回読みや3回読みは、一人さんやお弟子さんたちの本の時もありますが、一人さんが読んで、これいい本だな、と感じたものを勧めて下さる、というのが基本みたいです。

というわけで、ありがとうの奇跡3回読みに挑戦しました。
ありがとうの奇跡を3回読むにあたっては、手元に本がないので、まずはアマゾンで買うことにしました。

この本は小林正観さんの新刊本で、今年2016年11月の発売です。

この本です。
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ありがとうの奇跡


 正観さんご自身は2011年に他界されていますが、この本は今まで出版された正観さんのご著書を参考に改めてまとめられたメッセージ集のようで、巻末の参考文献の欄には小林正観さんの本がずらりと並んでいます。

これを機に小林正観さんの本を片っ端から読んでみたいなら、これはいいリストになりますね。

そして、この「ありがとうの奇跡」は、普通の紙で製本したものの他に電子書籍もあります。

私は、少しでも早く読みたい時や、コストを節約したい時には、迷わず電子書籍を買うので、今回もそうしました。

ただ、紙の本と電子書籍、どちらがいいとかいうことはないと思いますから、もしあなたも読んでみようと思うなら、あなたがお好きな方を選ぶといいと思います。

で、私は、スマホにあらかじめダウンロードしておいたKindleアプリに、電子書籍の「ありがとうの奇跡」をダウンロードして、3回読みに挑戦しました。

私は本を読むスピードが人よりも遅い方なのですが、それでも集中してサクサク読み進めると、だいたい半日かからずに1回読み終えました。

当然のことですが、家事や仕事がありますから、読書だけにかかりきりになってるわけにはいきませんが、それでもスキマ時間を見つけてはひたすら読み進めました。

まあ、私にとってはかなり面白い内容だったからサクサク読めた、というのも大きかったかもしれませんが…。

 

ありがとうの奇跡の感想をざっくり言うと…。
「ありがとうの奇跡」というタイトル通り、まさに「ありがとう」という言葉にまつわるびっくりするような、にわかには信じられないような、たくさんのお話が、エピソードを交えて書かれているなと思いました。

たとえば、「ありがとう」とただひたすら言い続けるだけで、ある一定の回数を超えたらいろんな現象が起こるとか、その他、ありがとうという言葉にまつわるエピソードが満載なのです。

にわかには信じにくい、なんだか怪しい話と捉えることは簡単ですが、私自身、小林正観さんの本に初めて出会った約9年前に、父が入院した時でもあり、なんとか快方に向かって欲しいと願って、ひたすら「ありがとう」を言い続けた経験があるので、この本に書いてあるエピソードは、まんざら信じられなくも無い…と思いながら読み進める事が出来ました。

ですが、この本の大筋は、こんなおまじない的なことを勧めているわけではなくて、人として、ありがとうを言う生き方について、小林正観さんなりの解釈を書いておられる本です。

信じる信じないなど、どんな風な感想を持つかは読み手の自由ですが、もし世界中の人々が小林正観さんのおっしゃる生き方を実行出来たら、世の中から争い事は無くなるような気がします。

 

本を繰り返し読むときの、とっておきの裏ワザ

ここで、本を読むにあたっての有効な読み方をご紹介しましょう。

これは、ある精神科のお医者さまが書かれた本に書いてあったことなのですが、本を1回読んで1日経つと、ほとんど記憶に残らないんだそうです。

それに私は、スキマ時間に途切れ途切れに読んでいると、前に読んだ内容がわからなくなることがよくあったので、このお話は腑に落ちました。

でもせっかく3回読みの機会に恵まれたのですから、どうせならしっかり記憶に残したいですよね。

じゃあ、どういう読み方をすれば効率よく記憶に残せるのか?

答えは、
読み終えたら、すぐにまた読み始めるです。

1回読んだら、すぐにまた読み始めることで、前に読んだ記憶が消えないうちにまた記憶し始めることになるので、脳が本の内容を忘れにくい状態になるようです。

私のようにスキマ時間に読んでいても、読書の間隔を短くすることで、脳が内容を忘れる前に次を読めば大丈夫なんだそうです。

でも私の場合、3回位読んでもなかなかしっかりと覚えた!とは言いにくい気がしたので、実は私、5回読んだんですよ。

これには理由がありまして、父が生前よく、「俺は子供の頃から教科書でもなんでも、本は最低3回読むようにしている。でもお前は俺よりボンクラ(頭が悪い)やから、最低でも5回は読まんと人並みじゃないんだぞ!」と言っていたのを思い出したからなんです。

いわゆるひとつの、遺言ってやつですかねw

まあ確かに、5回読んだらざっくりした記憶は脳に残ったかな、と思います。

ただ、何ページの何行目にどんなことが書いてあったか、みたいな細かい記憶を残すには、まだまだ5回位では全然足りない気がしますが…。

でも、大事なことは、1冊の本を1回しか読まないのは、「読んだ」うちには入らないということを一人さんはよくご存知なので、それで2回読みとか3回読みを勧めて下さるんだなということですよね。

私は今まで、父の遺言を全く無視して、本はたいてい1回しか読まなかったので、今回、本を複数回読むことの大切さを実感する事が出来て、とても良い勉強になりました。

他にも、まるかんのお店からのメールですすめられた本がいろいろありますので、時々ここでご紹介させて頂きますね。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。